どうも~ねこのんです!
さて10月1日はコーヒーの日だそうです。
10月からコーヒーの新年度ということで付けられたとか。理由は色々あるみたいですが、コーヒーにとってはこれからの時期ってことですね。
将来カフェをやってみたいなんて思うねこのんは、まずは自宅で美味しいコーヒーを淹れたいと考えております。
最近はインスタントやドリップパックなどでも美味しいものはたくさんありますが、ひと手間かけて淹れるコーヒーはまた格別。
敷居が高そうに見えるけど意外と簡単。一度やってみるとはまっちゃうかも(=^・・^=)
美味しいコーヒーの淹れ方
ねこのんは毎日コーヒーを飲みます。多いと5、6杯は飲んでいるかな。少なくても1杯は必須です。飲まないと夜頭痛がするくらい…(笑)
そんなことは置いておいて、たくさん飲むコーヒーでも、ペットボトルのあれば、缶コーヒー、インスタント、カフェ、食堂、コンビニ…色々なところで飲みます。
やはり挽き立ては圧倒的に香りがよくておいしいです。よく手入れされているコンビニコーヒーなら100円とは思えないクオリティのコーヒーもいただけます。
逆に手入れが行き届いていなく、あまり売れていなさそうなところだと同じコーヒーでも味や香りが全然違います。
その差は結局一杯のコーヒーにどのくらい手間をかけられているかです。
コーヒーを淹れる時の基本手順
コンビニで美味しいコーヒーが飲めるだけに、自分でコーヒーを淹れたことがある人って案外少ないのではないでしょうか。
まずは基本をおさえましょう。
①豆選び→②焙煎→③ブレンド→④挽く→⑤淹れる→⑥美味しく頂く(=^・・^=)
が基本ステップ。②焙煎と③ブレンドはこだわりが出てきてからでもいいですね。
1、豆選び
まずは豆選びから。何と言ってもコーヒーの味を決める一番の核になる部分です。
コーヒー豆はたくさんの種類があり、味も香りなどそれぞれ違います。迷った時は好きなカフェなどで豆を購入するのもありですね。コーヒー屋さんに行って好みを伝えれば詳しい人が居るので、最適なものを選んでくれると思います。
とにかくコーヒー豆は種類が多い。細かく言っても覚えきれないので豆の味を決める基本をさっと見ておきましょう。
ストレートとブレンド
コロンビアといった一つの産地の名前がついているコーヒー豆を「ストレート(シングルオリジン)」といいます。産地によっての違いが味わえる豆ですね。逆に「ブレンド」は複数の産地のコーヒー豆を配合しています。ストレートの欠点を補って味のバランスを取ることができるのがブレンドのメリットです。
この辺も好みに合わせてお店で伝えてみるといいですね。コンビニのローソンでも限定でストレート(シングルオリジン)が販売されている時があります。それなりの価格になってますがすごい時代ですね。
焙煎(ロースト)
豆の種類の前に焙煎の種類を把握しましょう。
この焙煎によってコーヒーの味や香りが大きく左右されます。
焙煎は基本的に8段階に分けられます。
浅煎り
1、ライトロースト
2、シナモンロースト
中煎り
3、ミディアムロースト
4、ハイロースト
深煎り
5、シティロースト
6、フルシティロースト
7、フレンチロースト
8、イタリアンロースト
浅煎りになるほど、豆はまだ生豆に近く明るめの色味をしています。そして酸味が強く苦みが少ない豆になります。1ライトローストのような浅煎りの豆が市販で売られることはあまりありません。
中煎りくらいはアメリカンコーヒーによくある軽い味わいのものが多く、深入りの5シティローストくらいが一般的にバランスの取れた喫茶店などでもよく使われる煎り具合になります。
深煎りになるほど苦みが強く、アイスコーヒーなどは深煎り豆が多く使われます。夏に飲むなら酸味の爽やかな浅煎りアイスコーヒーもありだとは思いますね。
そんなわけで、色んな産地の豆も焙煎の方法によって大きく味が変わるので、豆選びは焙煎度合いも見極めましょう。
☆ポイント
浅煎りほど…酸味が強く、苦みが少ない
深煎りほど…酸味が少なく、苦みが多い
まずはこれを覚えておきましょう。
焙煎方法
前提は焙煎後の豆を買って来て淹れるところからですが、生豆を買ってきておうちで焙煎までするとより本格的なコーヒーを楽しむことができます。
ちなみに焙煎もしてみたい方はUCCさんの動画がわかりやすいです。
遠藤商事 業務用 丸型ギンナン煎り 本体:ステンレス鋼(18-8)/柄:天然木 日本 BGV08
手網もそれほど高いものでもないのでチャレンジしたい方は是非。コンロが汚れるので気を付けて。もう少しいいものだと、
このようなコーヒー豆に特化したものもあります。
こだわって楽しめるようになってきたら焙煎を自分ですることからこだわるのもいいですね。
豆の種類
コーヒーは世界中で生産されていますが、基本的に南回帰線と北回帰線に挟まれた帯状の地域で生産されており、この場所を「コーヒーベルト」と呼びます。コーヒー豆を栽培するのに適した条件が揃っているわけですね。
世界中で生産されているコーヒー豆は大きく3種類(3原種)に分類できます。
アラビカ種
生産量も全体の70~80%を占めおり、コーヒー屋さんで販売されている多くもこのアラビカ種が多いです。アフリカのエチオピアが原産地です。生産されているのは、エチオピアはもちろん、ブラジルやコロンビアと言った中南米やハワイなどでも生産されています。
香味に優れており、高品質な豆になります。レギュラーコーヒーとして親しまれている品種。
ロブスタ種(カネフォラ種)
アフリカのコンゴが原産地のロブスタ種。アフリカの各地やインドネシアなどでも生産されています。全体の約30%くらいの生産量がこのロブスタ種になります。
苦みが強いのが特徴で、酸味はあまりありません。インスタントなどによく使われる品種です。
リベリカ種
原産地はリベリア共和国。生産量は全体の1%くらいと少ない豆です。コートジボワールなどでも生産されています。
品質もアラビカ種に比べても劣る部分が多く、苦みが強く香りが少ないです。生産地で消費されるのがほとんどのようです。
200以上あるとされるコーヒー豆の種類ですが、元を辿るとこの3原種を品種改良や突然変異などで生まれたものです。なんとなく把握しておくと豆選びも楽しくなりますね。
挽く
さて豆を選んだら、焙煎やブレンドといった手順もありますが、それはコーヒー屋さんにお任せして(というか豆選びもお任せして)、挽くところからやるだけでもそれっぽい(笑)
実際この豆を挽く作業でもコーヒーの味は大きく変わります。最近は家庭用のコーヒーマシンでも挽き方を調整してくれるハイテクなものもありますが、ここは手間を掛けて自分でやってみましょう。
豆の粒度
挽いた時のコーヒー豆の粒の大きさのことを粒度といいます。この粒度が小さくなるほど表面積が広くなるので、お湯を入れた時に接触する面積が大きくなり、コーヒーの味や色も引き出してくれます。
ざっくりと、バランスのいいコーヒーなら中挽き、より濃いコーヒーなら細挽き、さっぱりめのコーヒーなら粗挽き、と言った感じで好みの味を見つけてみましょう。豆は一度挽いてしまうと酸化が進みやすく、風味が落ちるので飲む分だけ挽いてあげるようにしましょう。
①極細挽き、②細挽き、③中細挽き、④中挽き、⑤粗挽き
と五種類の挽き方に分かれます。挽き方に合わせて抽出用の器具も変えていく必要があります。
ここでは自宅で楽しむと言うことで、中細挽きでコーヒーを楽しんでみましょう。いわいる一般的な挽き方で粒度はグラニュー糖くらいのサイズです。
ミル選び
そしてコーヒー豆を挽くときに必要なのが「ミル」。
コーヒー豆をいかに均一に挽けるかがポイントにもなります。細かすぎたり、粗すぎたりするものが混ざると香りがいまいちだったり、雑味が生じやすくなります。
ミルには手動の物から電動の物があり、刃の種類は臼式やプロペラ式などに分かれます。手動のものは臼式になりますね。
おうちでゆったりと美味しいコーヒーを楽しむということで、挽いている時の手ごたえや香りも楽しめて、インテリア的にもかわいい手動の物にしてみましょう。
おすすめ手動ミル
こちらのカリタのミルは上から豆を入れるオープンなタイプ。より香りを楽しみながら挽くことのできます。デザインもクラシックでかわいい。細引きから粗挽きまで調整可能です。
Amazonで1600円くらい。初心者にもおすすめなコスパのいいミルです。
もうひとつはアウトドアブランドとしても有名なキャプテンスタッグのミル。コンパクトでアウトドアなどでも持ち運び可能。もちろん粒度も調整できます。
日本製というのも魅力かも。値段も手頃です。
まずは使いやすくお手入れのしやすいミルを選んであげましょう(=^・・^=)
淹れる
豆が挽けたら、あとは淹れるだけ。
今までのこだわりをここでしっかり出してあげることがポイント。
ここでは基本ということで、一般的なペーパードリップに適した方法を書いていきます。
まずはおすすめ器具
【セット買い】HARIO (ハリオ) V60 透過 コーヒードリッパー クリア & コーヒーサーバー & ペーパーフィルター1~2杯用 セット
何も持っていないならまずこれでいいと思います。Amazonでもベストセラーになっています。
計量スプーンもほしいですね。
HARIO (ハリオ) V60 ドリップ ケトル ヴォーノ コーヒー ドリップ IH 対応 800ml VKB-120HSV
美味しく入れるなら細口のドリップポットも欲しい。こちらのハリオのドリップポットはIHでも使えます。
美味しい淹れ方
さて、器具が揃ったら淹れていきましょう。
1、お湯を沸かす
コーヒーを淹れる水は軟水がベストです。日本なら水道水でも十分美味しく淹れられます。
抽出時は95℃くらいの状態(気泡が収まったくらい)がちょうどいいです。
使う器具はあらかじめあたためておきましょう(=^・・^=)
2、ドリッパーをセットする
あたためたドリッパーをサーバーにセットし、ペーパーフィルターと取り付けます。
ペーパーフィルターはドリッパーに隙間のないようにセットしてあげましょう。
そして、挽いたコーヒー粉を入れます。
コーヒーの量は一杯(約140㏄)10gくらい。お好みで調整しましょう。一杯分だけだすのなら気持ち多め(12gくらい)でも良いと思います。基本コーヒー用の計量スプーンなら1杯分が10gです。スプーンなら豆と粉では同じ1杯でも粉の方が多そうですが、実際は1杯分がほとんど同じ10gになる印象。
粉の表面が平らになるように粉を入れましょう。
3、蒸らす
一度にお湯を入れるのではなく、まずは少量のお湯(20㏄ほど)を全体に掛けて蒸らしてあげましょう。20秒ほど待ちます。少しサーバーにコーヒーが落ちるくらいまで。
4、お湯を注ぐ
中心から「の」の字を書くようにお湯を注いであげます。3回ほどに分けて注ぎましょう。細口のポットが活躍します。
サーバーのメモリを見つつ1杯分を入れてあげましょう。
このときフィルターの側面からお湯をかけるようなことはせず、中心から「の」の字。がポイントです。こうすることでコーヒーの成分をしっかり抽出し雑味のないコーヒーに仕上がります。
5、カップに注ぐ
抽出したコーヒーをあらかじめあたためておいたカップに注いで完成!
おしゃれなカップとソーサーで気分もアップ(=^・・^=)
NEKOにゃ~ご 耐熱カップ&ソーサー 音符 NKO-1018
6、美味しく頂く!
あとは美味しく頂きましょう!チョコと一緒にのブラックを頂くのが好きです。
飲み方も色々ありますが、まずは挽き立てを楽しんでみましょう。
美味しいコーヒーの淹れ方 まとめ
まずはやってみましょう。
コーヒー屋さんで少量ずつ豆を買ったりして、手頃な器具で、ドリップすることはそんなに難しくありません。
色々試して美味しいコーヒーを淹れる。
これだけでちょっと豊かな日々になりそうです(=^・・^=)