【FX】2020年8月24日週振り返り。ファンダメンタルズはどう考慮していくか。

【FX】2020年8月17日週振り返り。資金管理と利確のタイミング。

ども、ねこのんです。

もう8月末ですが、これは残暑なのかどうかもよくわからない。暑いです。そしてコロナ禍。そして衝撃的だったのは、28日金曜日に発表された、安倍総理の辞任。

今週は結局乱高下に振り回されて終わりました。FXにおいてファンダメンタルズはあまり考慮しないと言うこともよくありますし、多くのトレーダーはテクニカルや資金管理を重視しています。

ファンダメンタルズが与える影響

指標や要人発言など、相場に影響を与える事柄というのは多くありますが、それらの多くは折り込み済みとも言われ、限定的な動きであり相場も通常あるべき方向に戻すと言われます。

実際に短期で見ると大きな動きでも、長期で見るとさほど影響がないことも多くあります。スキャルピングなどをやる場合は適正な損切りをすれば、逆に動きに乗っかれば利益も出るし、スイングくらいのトレードなら適切なポジションを取っているなら焦ることもなかったりします。

しかし、デイトレくらいだと中途半端に突発的な動きに巻き込まれることも。ストップ付ける癖がないと思わぬロスをくらうかもしれません。

これは今週のドル円の4時間足。本当にドル円?ってくらい下ヒゲつけたり、急落したりと乱高下しています。

今週は先週から持ち越したドル円の含み損をどうするかで、木曜日まで結局抱えたままでした。105.556円の売りポジション。見事に底で売ってしまい。本来ならさっさと切ってしまうべきポジションを持ち越し、一時1円以上上がってしまいます。

中盤は下落に転じたので、何とか下がるのを期待しましたが、冷静に見ても売値まで下げるのは厳しい。106円割ってくれたあたりで損切りすべきでしたが、甘えからできず。

結局ジリジリと上げる展開になってしまいましたが、27日のパウエル議長会見で金融緩和の長期化などの観測から一気に急落。一瞬で105.500あたりの売り持ちのラインまで下げました。ちょうどチャートを見ていたので、絶好のポジション解消のチャンスだったのに、もっと下げるんじゃないかと言う欲が勝ってしまい、少し目を話したら大変なことに。。

5分もするとそこからあっという間に上昇し下落前まで値を上げたと思ったらその後もぐんぐん上げて、106.600円を越えました。もうだめだと結局かなり高値で損切り。1時間足らずで見事にやられました。

ほぼ±0で手仕舞いできたタイミングを逃し100pips以上やられたわけです。もっと言えばもっと早く損切りすべきでした。

結局ドル円はそのままジリジリとまた上昇を続けました。107円を超えるかという勢い。そして週末であり月末も近い金曜日。ノーポジで反省しようかと思いましたが、ドル円と豪ドル円で取引。

基本的に買いが強かったので、朝からちょこちょこトレード。損切りは早めにしつつ少し、利益も出ていました。しかし、前日の損切りを返せるようなものではなく、勝ったり負けたり…

そして極めつけ。豪ドル円を買いで仕込みいい感じで上げ始め、ちょっと大きめに狙いました。ストップはちゃんと付けてスプラトゥーンやってました(笑)

ガチマッチ勝ったー!なんてやってたら約定の通知が。

「早いな。」

勝ちでも負けでもなにか起きたとしか思えない約定スピードでした。夕方のロンドンあたりでぐっと上がって利確できないかなんて考えていたのに…

チャートを見ると信じられない急落。ドル円ももちろんクロス円が軒並み暴落。105.500をサラッと割り込む。前日の損切りは何だったんだというくらいに。

隣の部屋でテレワークしていた彼女が「安倍さん辞任だってー」と言ってきて理解。ツイッターを見ると安倍さん大量トレンド入りしてました。

こういうことがあるから逆指値入れておくのは重要ですが、前日の損切りとダブルパンチ食らった感じで、結局今月は終盤にして大幅マイナスになりました。

その後も回復することなく105円前半で終了。

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突発的なできごと

木曜日のパウエル議長の会見は他の指標などと同様、事前に起こることがわかっている内容。そして、安倍総理の辞任はあまりにも突発的。

リーマンショックや東日本大震災、トランプ大統領誕生、コロナ…

これらは相場に大きな変動を与えてきました。しかし、少なからず事前に予測できるものがあり、情報の早いプロたちは事前にそれを掴んでいる場合もあり、すでに相場にその影響が出てきていることもあります。

震災や今回の安倍総理の辞任は関係者も知らないほどだっただけにインパクトが大きかったのは事実です。

このような出来事をファンダメンタルズとくくるとすれば、乗っかることで大きな利益を出せる可能性もあります。しかし、もしその情報を手に入れていたとしても、実際に相場がどっちに動くのかは動いてみないとわかりません。

トランプ大統領が誕生したときも、トランプ有利の報道が出るとドル円はどんどん下落。101円まで落としたにも関わらず、当選が決まると一気に吹き上げて106円まで上がりました。意味わかんないですよね。

結局何かが起こることがわかっても実際為替がどう反応するのかはわかりません。セオリーはあっても絶対ではないのです。

粛々と動いた方に乗っかっていくしかないわけですね。ファンダメンタルズは相場に影響を与えるけど方向性はわからない。怪しい場面ではトレードしないというのも大切かもしれません。

結局は今週は大きく負けて、月としても負けました。今は資金管理をしっかり学んで実行できるようにしたいと思います。目先の損失を避けて避けられない損失を出さないように。