ども、ねこのんです!
やっと少し冷えてきたかと言う12月。暖冬ですね。
おかげであったかもの関係の売上は厳しいみたいです。マフラーとか手袋とか、鍋みたいなものも。まぁ12月入っても20度とか言ってるし…
しかしさすがに夜なんかは少し冷え込むようになってきました。雪が降るときに山に登ろうとはしないねこのんですが、低山もこの時期登ろうとすればそれなりの防寒対策は必須です。
ミドルレイヤーのおすすめ 化繊
まず、登山の服装としての基本はレイヤリング。ガチ登山家ではないねこのんも最低限は意識して服装を選びます。
ベースレイヤー
ミドルレイヤー
アウターレイヤー
という重ね着のスタイルです。今回はその中の中間着にあたるミドルレイヤーについて考えてみます。
富士山見るなら一番!三つ峠1人登山が最高に楽しかった。天気が良いと展望は素晴らしい。
先日行った三つ峠ではベースレイヤーはユニクロのウルトラストレッチドライクールとか言うロングシャツにモンベルのTシャツ重ねてました。最初はそれにモンベルのバーサライトを羽織ってましたが、暑かったのでバーサライト脱いだ状態でずっと山では過ごしてました。
まぁそれでも十分ってことでもありますし、ユニクロも素材をちゃんと選べば優秀ってことです。しかし冬場はもう少し考えておきたい。
ベースレイヤーは同じ、もしくはもう少し機能性の高いものを選ぶ。
そのままバーサライト羽織っているのも行動中はありかなとは思いますが、バーサライトはあくまでもアウター側。しかもレインウェアだしね。アウターとして兼務してるけどとっても薄いからその割には防寒にはなるけど、さすがにちょっと心許ない。
そんな時のために、ミドルレイヤーで調節したところです。
あまり使わないけど、一応ねこのんがミドルレイヤー代わりに使っているのが、ポリエステル100%の登山シャツもどき見たいなシャツ(笑)か、これまたユニクロのドライEXウルトラストレッチジャケットとかいうやつ。まぁまぁ使える。
でもなんとなくもう少しちゃんとしたの欲しいよね!できれば普段使いもできるやつね!
ということでミドルレイヤーを真剣に検討。
ダウンかフリースか
ミドルレイヤーを検討すると、冬時期ならダウンかフリースとかの選択肢になってくると思います。
そもそもミドルレイヤーの役割は断熱。外気から身を守り、熱を逃がさないようにするわけです。体温調整するためのものでもあります。普段着なら暖かいもの選べばいいですが、今回は当然登山時に使うことが第一です。
ダウンの特徴
・暖かくて、軽くて、(登山用は)コンパクトになる。
・通気性が悪く、水に弱い。
フィルパワー(FP)という数値でダウンの質を計ることがありますが、基本的にこの数値が高いと高品質なダウンと言われます。700FPを超えるくらいになると高品質の部類に入ってきますが、最近では1000FPなんていうものもあります。ユニクロの高品質を謳っているダウンで640とからしい。アウトドアブランドは低価格帯でもこの数値は超えてくるものが多いです。
アウターとして外側に着てもあまり暖かくないのがダウン、しかも濡れたら逆効果。普段使いでもこれは同様。着こんでからダウンをアウターにするほど無駄なことはない。まぁ最近のダウンも色々あるからその性能次第ですが。
登山時も、休憩のときに使うくらいがちょうどいいのがダウンですね。行動中は汗も逃がさず蒸れちゃうかも。
フリースの特徴
・動きやすく、通気性がある。
・保温性が低く、嵩張る。
フリースは肌触りも良かったり気持ちいいので室内で使うにはもってこいですね。登山でも行動中は動きやすいし、多少濡れても平気です。ただし防風への効果はほとんどないので、風が強いときとかは寒いです。上にウィンドブレーカーなどアウター必須。
暑くて脱いだ時に、ダウンに比べると嵩張るのでザックに収納しにくいのもデメリット。行動中に着ている分にはフリースの方が使い勝手がいいのは間違いないです。
ダウンもフリースも一長一短
アウトドアブランドのダウンやフリースは色々な機能性を考えられているので、上記のメリットやデメリットがすべて当てはまるわけでもないですが、基本はこんな感じ。どっちがいいとは言い切れないものです。
普段使いするにもこの特徴は押さえておくといいですね。
そんな中で、冬の登山時、ミドルレイヤーとしてダウンとフリースの間を取ったようなものはないか、探していたら行き着いたのが…
化繊のジャケット
最近は化繊中綿のジャケットもとても進化しているらしい。見た目はダウンに近いものですが、ダウンのデメリットを克服しているのが化繊ジャケット。昔みたいに重くて嵩張るってこともなくなっているようです。
そもそもねこのんはダウンあまり着ません。理由は暑いから。電車とか熱を逃がさないから汗かいちゃいます。温度調節してくれないんですよね。
今時のアウトドアブランドの化繊ジャケットの特徴は、
・通気性があり、蒸れにくい。
・軽くて、動きやすく、フリースほど嵩張らない。
・濡れても保温性は落ちにくく、手入れも簡単。
などなど。もちろん同じ厚みならダウンの方が暖かいし、コンパクトにもなります。ただ登山時ミドルレイヤーとして使う、行動中も気軽に使えるという点でも化繊ジャケットはとても魅力があります。
最先端!ハイテク化繊素材
化繊ジャケットが注目されているのは、やはりその技術の進化。
従来のままならダウンにもフリースにも代わることはできません。
ハイテク化繊素材の先駆けとも言えるのはPolartec社が開発した「Polartec Alpha」という素材です。軽量で、通気性もあり、保温性もあるけど、洗濯もしやすい。
そこから各社様々な素材を開発し、登山時はもちろん普段使いとしても便利で使いやすい化繊ジャケットがたくさん生まれています。
おすすめ化繊ジャケット 他と被らない
そんなわけで、ハイテクな素材を使った化繊ジャケットがねこのんも欲しい。
条件は…
・登山でばっちり使える。
・普段使いもしやすいデザイン。
・3万円以下。できれば2万。
・他の人と被りにくいもの。
という控えめな条件で探します(=^・・^=)ん?
色々探して見ましたが、
パタゴニア…ナノエア。機能とかデザインは十分だけど価格も十分すぎる、あと結構被る。
アークテリクス…ATOM LT JACKET。こちらも機能デザインともにOK。特にデザインはナノエアより好き。価格はぎりぎり。被るのは否めない。
ノースはだだ被り、モンベルだとモンベルだらけになるし…ちょっとマイナーなところいくと高いし…
みたいな感じで悩んでいるわけですが、良さげなの見つけた!
ミレー トイリバーシブル フーディ―
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ねこのんもザックを愛用しているミレーの化繊ジャケット。本当はトイ3Dってやつがフードなしで使いやすいかと思ったのだけど、もう売ってないみたい。
3DeFX+®というハイテク素材を使い、軽くて、とてもストレッチ性が高い。適度に保温してくれて、通気性もあるため蒸れません。
デザイン性もテカテカしたダウン感もないし、すっきり目のシルエット。何よりもこの子リバーシブルで気分で色を変えられます。
普段使いでミレーのジャケット着ている人はあまり見ないし、何よりミレー結構好きだし、これは良さげだ!
化繊ジャケットでスマートに冬を乗り切ろう。