ども、ねこのんです。
新型コロナウイルスで自粛生活をしている人も多いことでしょう。緊急事態宣言が出され1ヶ月が経ち、さらに延長され、生活がひっ迫している人も多いことと思います。コロナ倒産も日本だけでなく世界中で起きています。
ねこのんの会社でも多くの人が自宅待機でねこのんもほぼひと月お休み状態でした。先日久々に仕事に行きましたが、稼働している他部署の手伝いです。緊急事態宣言が延長されても今後はねこのんの部署も少しずつ動かしていく話になっています。しかし、それも今動かしてどうなるんだって声もあります。3密も起きやすくなりますし。
しかし、ほとんど休んでいた1ヶ月の給料は色々ありましたが、最終的に全額出してくれるという点はありがたく思いましたが、会社も限界が来ているのか、働けと言ってきているわけですね。
休業補償が出るけどそもそも低賃金
さて、ここから本題に入っていきたいわけですが、政府の補償は本当に遅いし足りない人も多いだろうし、役に立たないのが本音の人も多いでしょう。会社勤めの人は会社に休業補償を6割は請求することはできます。しかし今回のようなケースは国からの要請もあり休んでいるという企業も多いわけで微妙なケースになることもあります。
しかし、会社も『社員を守る』と言えば聞こえはいいですが、コロナが落ち着いた頃に働き手がいなくなっていると仕事が成り立ちません。なので身を削るように見せながら「内部留保」ってやつを放出して賃金に当てたりするわけですね。
大企業はたんまり貯め込んでいるいることも多いでしょう。日本の会社は特に内部留保が多いそうです。そしてねこのんの会社も親会社はそれなりだったりするので何とかなっているのかもしれませんが、末端のこちらには普段から大した給料はでません。
元々少ないボーナスも多分出ないだろうし、今回の休業補償をありがたく思うだけではいけないわけです。普段からもう少し還元すべき給料があったわけですから。その上上層部は普段からたんまり貰っているわけで、現場で必死なこちらとしてはムカついてきますね。
単一な仕事の苦悩
しかし、やはり「生活できるだけマシだろ。」と言われそうなのは中小企業や自営業の方ですよね。
「単一な」と書きましたが、企業にしても自営業にしても手広くやれているところは完全に収入が絶たれるということはないかもしれませんが、どこかに特化した業務だとそこが崩れると完全にストップしてしまいます。
先日ニュースで学校給食に食材を卸している農家さんが出ていましたが、学校が休校中のため作っては廃棄するような状況だと言っていました。スーパーでは買い込みの影響もあり品不足にもなっているのに一部ではこんな状況です。普段なら安定した発注が見込める学校給食という基盤は強い武器になりますが、学校が休みになるという未曽有の事態は想定していなかったことでしょう。
流通ルートがないために収入が絶たれてしまったわけです。そもそも農業の利益率は低いし貯蓄だってどのくらい取れているかもわかりませんが、厳しい状況だと思います
日本の大半の企業はそうだと思います。そんなにあれこれ手を出せるほど余裕はありません。ましてや仕事ができなくなるなんて想定はしていないわけですから。こんなことがまた起きるかもわかりませんが、十年に一度くらいは経済的な危機が起きるのは歴史的にはありえると思われます。
ねこのんも将来お店をやりたいと思っているのですが、まだそのタイミングではないと思っています。
個人なら収入源の数にもこだわる
事業が成功するかしないかはもちろんその人の手腕が大きく関わってきますが、たとえばカフェを経営したいとして、それで食べていくためにはどうしたらいいのか。
単純に考えるなら客がたくさん来る場所で、人気のメニューを作ったり、集客の宣伝をしたり、お店に多く人が来てたくさんお金を使ってもらえる方法を考えます。
しかし、世の中カフェブームなんてものもあったり、ライバルも多くちょっと雑誌に載ってお客さんが来たと思えば離れていく。そんなことも多いわけです。しかし、お店の運営には家賃や光熱費、食材代や人件費など多くの経費がかかります。
売り上げとその経費のバランスが取れなければ当然経営を圧迫して苦しくなります。今回のコロナのような事態だと事業が絞り込まれているほどに苦しくなる可能性もあります。カフェでもコーヒーだけ出す店と、他の飲み物、食べ物なども出せれば売り上げが高くなる可能性があります。更にはテイクアウトや物販などもしていれば自粛でも何とか収益化していくことはできるかもしれません。
当然いろいろなことをやれば普段は業務が多く管理することが増え経費が掛かりますので、うまくやるには経営の手腕がここで必要になるわけです。
カフェ1店舗でも様々な稼ぎ方が考えられるわけで、普段からそういった目線も持っているとこういった緊急時にも対応する方法が見つかるかもしれません。
さて、もう少し考えも広げてみると、カフェ以外のこともすれば「リスクの分散」ということがより鮮明になってきます。とはいっても、カフェとラーメン屋をやりますとなれば今回ような時には役に立ちません。むしろ窮地が増しますね。
では、カフェをやりながら、オンラインで「おいしいコーヒーの淹れ方講座」をやったとしたらどうでしょう?
自分の専門的な能力を活かし、別に角度からアプローチしていくわけです。今ではブログやYouTubeといったツールで広告収入を目指すこともできるかもしれません。自粛生活でお店に行けないから家でおいしいコーヒーを飲みたい人はいるはずです。
しかし、急にやっても簡単にアクセスが増やせるわけではないですよね。ここでポイントになるのは普段から視野を広げでおくことですね。
繁忙店より一人で運営できるくらいの規模のお店で、余裕にある時間で他の収益を得る。
まぁ言うのは簡単なんですけどね。ただこのようにして収入源を増やす方法というのはないわけではないのです。一つ一つが小さくても一つコケても耐えられるようにできるのは強みです。
こんな時だから他にできることはないか考えてみる
ねこのんもこんなブログやFXといった投資なんかもやっています。投資に関してはリスクが増すので大きな取引はしていませんが、着実な力を付けてるまで勉強していきたいと思います。
ある程度きちんとした収益が取れるようになったらお店をやるという目標を叶えていきたいと思っています。自営業で一つのことだけをやるというリスクを元々感じていたのでやる前に別収入を得ておきたいという思いがあったからです。
他のことをやるほどの余裕がないなら今の仕事そのものを考える必要もあるかもしれません。これから経済がどうなるかはわかりません。しかし、元通りになるということは難しいと感じます。
だからこそ視野を広く小さな取り組みからでもやっていくのは重要なことですね。