借金してFXをした話②。スキャルピングで取り返せ

借金してFXをした話①。悲劇は繰り返す。

ども、ねこのんです。

前回、借金までしてFXをやったのにマイナスを更に出したところまでお話しました。

FXで常に勝ち組にいるには適切な損切りは非常に大切です。そのためには入口をしっかり見極める必要もあります。

「ここだ!」というタイミングでエントリーすると逆行しても素直に損切りできたりします。しかし中途半端なエントリーをすると逆行したら「まだここに抵抗あるしな…」と損切りしない理由を見つけ出し、結局含み損を広げ大きな損切りを余儀なくされます。

スキャルピングで取り返せ

前回20万円のマイナスを出し、そのうち10万円はカードローンで借りた分。残っている40万円ももちろんカードローンで借りた分。どうあがいても50万円には戻さないといけません。

利息14%。1日200円近い利息がかさんでいくので本来はもっと稼ぐことが前提の借金です。負けるわけにはいかないのです。

待ち望んだ月曜日。ちょうど仕事は休みの日で、1日トレードができます。しかし、月曜日は方向性を見極めるタイミングでもあります。そのため長い時間保有することはリスクになります。

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5〜10pipsを狙うスキャルピング

ねこのんは基本的には豪ドル円でのトレードしかしていません。豪ドルは比較的ボラティリティも大きく一日で数円動くときもあります。ずっと同じ通貨でトレードしているので、なんとなく時間帯や指標での動きなど理解しつつあります。

朝から1円上げたと思ったら、ニューヨーク時間には1円下げて行って来いなんてよく起こります。ただ、一定の方向で一気に一週間で数円動くともあります。

この流れで逆ポジションを持っていて損切りせず、戻すだろうからと持ち続け爆損したことも何度もあります。

さっさと切っておけばこんなお金を借りるような致命的なことにはなっていない。それどころかおそらくトータル95万円突っ込むようなこともなく、それなりの収益は出せていたのではないかと思います。

勝てるときは勝てている。100pips抜けるときもあります。そうなると資金は一気に増えますが、長時間ポジションを持つことになるので相場が急変するリスクもあります。基本的にはそれなりに含み益が出たときは建値でストップかけますが、50pipsの含み益が出ていてもあっという間に戻してストップにかかっていることがあります。

結構ショックなんですよね。。

確実に収益を上げていくならこまめに利確するのが一番です。重要なのはコツコツドカンをしないこと。ドカンさえ発生させなければきちんとプラスで終えられる。少なくてもその自信は2年半でつけていました。

残り資金40万円で豪ドルのレートは1豪ドル90円前後。相場の動きが激しいので一日で数円の前後は当たり前に動くことはあります。丁寧にトレードしないといけない。

ちなみに持ち越した含み損がありそれを切ったので更に-5万円からのスタートでした。バカです。

高勝率を掴み取る確認事項

エントリーとイグジットのタイミングは基本的には一分足のボリンジャーバンドを見て行います。

その前に

日足→4時間足→1時間足→30分足→15分足→5分足

と順番にトレンドの方向と各足に抵抗になる部分に差し掛かっていないか確認していきます。高値安値、サポートレジスタンスや移動平均線、雲、ボリンジャーあたりでぶつかるところに差し掛かっているのなら、そこを抜けるのか反発するか確認をするまで待ちます。あとは切りのいい金額のときも注意です。

エントリーしたいと思った時は、時間の確認をしてどこかの市場が開いたり閉まったりする時間に差し掛かっていないか、また時計が0分や30分の切りのいいタイミングではないか、影響力のありそうな指標が出るタイミングではないかなど注意します。

これらのタイミングは数pipsから数十pips急に価格が動くことがあり、ハイレバトレードだと命取りになることがあります。値動きが落ち着いてからエントリーしましょう。

あとは豪ドル円であれば、他のクロス豪ドルとクロス円の動きにも注目しておきます。豪ドルが他の通貨に対しても買われている売られている状況になっているか見極めます。どの通貨でも同じ状況ならその通貨の強さ弱さがはっきりしているので、より高い確率で信用度があがります。

オーダー情報も公開されていることもあるので、明らかに指値や逆指値が入っていそうな金額に近づいているときも注意です。最低限テクニカルからポイントになりそうな場所は把握できているので念の為見ておきましょう。

一分足ボリンジャーバンド

確認事項の確認が終わって、どちらかにエントリーできると判断したら一分足のボリンジャーバンドでエントリータイミングを見極めます。

例えば買いだと判断した場合は、ボリンジャーバンド−1σまで下げてきたらロングエントリーの準備です。−1σで反発したらエントリー。イグジットは+1σから+2σ、損切りは−2σを抜けたらします。ついでにMACDの動きも見てクロスするタイミングが重なっていればより勝率は高くなります。

大体5pips前後は取れるので、10万通貨なら5000円ほどの利益。15分足や30分足で大きく反発するタイミングが重なっていれば、更に伸びる可能性があるのでポジションを保持し続けます。少なくてもその時間足で抵抗があるラインまで狙いつつ、建値にはストップを入れておきます。

30pipsくらい動くタイミングもザラにあるので大きく稼ぐチャンスが生まれます。正直細かなスキャルピングで稼ぐというよりは、確実に損切りも入れながら大きな値動きが出たときに一気に稼ぐのがポイントです。

稀に一方的に動き続けることはありますが、必ず調整の戻しはあるので、30〜50pipsも抜けて動きが弱まって来たときは一度利確して、戻しが終わったらまたエントリーしていきます。

とりあえずエントリーの先駆けは一分足のボリンジャーバンドからなのは変わりません。損切りのタイミングも明確なので、大きな損失を出すことはありません。コツコツ確率の高いスキャルピングを繰り返しながら、虎視眈々と大きな値動きに乗っかるのが目的です。

何とか借金分は取り返す

結果的に上記の方法で一週間で15万円ほどの利益は出て、とりあえず口座資金は50万を超えてカードローンで借りた分は取り戻しました。

一安心ですが、当初の目的はこれではありません。やっと振り出しに戻っただけで、このまま返済しても利息も払ってなんの意味もありません。勝負は翌週に持ち越します。

借金してFXをした話③寝落ちの悪魔に救いの手。 に続く