ども、ねこのんですー
最近ユーロ安傾向でユーロドルを売りでポジションを持っていたねこのんですが、一旦利確して様子見をしていたらさっき急上昇。
要因は、中国商務省が「中国商務次官が8月末に訪米して通商協議を行う」と発表したことから。このことで円売りでドル高に一気に進みましたが、ユーロドルは上げる展開に。
市場が動く要因は、「FXレッスン 基本編2 初心者向け 相場が動く要因を知る。プロトレーダーに倣うがよし」こちらもお伝えしたとおり経済指標があります。
FXで利益を出すには相場がどう動くかをどれだけ分析できるかが肝になります。
相場がどう動くか予測するには
FXにおける相場の分析には2つの方法があります。
一つが「ファンダメンタルズ分析」
もう一つが「テクニカル分析」
この2つをうまく組み合わせて予測を立てていくこくが必要になります。
ファンダメンタルズ分析
まずは「ファンダメンタルズ分析」についてです。
ファンダメンタルズとは、経済活動の状況を表す基礎的な要因のことをいいます。
つまり、経済指標などをもとにして、為替のレートがどう動くかを予測するのが「ファンダメンタルズ分析」ということになります。
FXを始めるとどうしても後で述べるテクニカル分析が先行しがちです。これは仕方ないことでもありますし、ねこのんもファンダメンタルズよりはテクニカルを重視します。
しかし、最低限知っておくべきことはあります。特に長期的に見るとファンダメンタルズに沿って相場は動いていきます。
細かい動きを予測するには不向きですが、全体的に今後相場がどう動いていくのかを知るには大切です。
アメリカの経済指標からチェックしてみよう
ファンダメンタルズが難しく感じるのは、たくさんの指標やニュースがあるために何がどのくらい影響するのかよくわからないという点があります。
GDPや雇用統計、政策金利と言った情報は定期的に決まったタイミングで発表されます。特にアメリカの経済指標は相場を大きく動かすことも多くあるので、まずはアメリカの指標をチェックしてみましょう。
FX各社でも情報は発信されていますし、Yahoo!ファイナンスなんかも初心者には見やすくて参考にしやすいと思います。
そして、経済指標が発表されたあとに相場がどんな動きをしたかチェックしてみましょう。
経済指標は予想されており、その予想よりどの程度差異があったかで相場の動きは変わります。逆に予想通りだとほとんど相場が動かないことがあります。
「織り込み済み」なんて言い方をすることもありますが、相場を動かしそうなニュースがあっても相場が動かない時は、そのファンダメンタルズ要因は相場に織り込み済みということから、価格にすでに反映していると考えます。
個人投資家が得られるニュースは、すでにプロは手にしている情報です。プロはさらに様々な情報を加味しながら分析をしているので、実際ファンダメンタルズだけで個人投資家が勝負するのは難しいものがあります。
ファンダメンタルズは確認しながらも、予測のメインにと言うよりは補助的に長期的に使うのが現実的だと思います。
テクニカル分析
そのため個人投資家の相場予測のメインは「テクニカル分析」になってきます。
為替レートの値動きを示した「チャート」を使い、過去の動きを元に今後の動きを予測していくのが「テクニカル分析」です。
基本的にFXで勝っていくには、トレンドに乗るということが大切です。その流れを知るためにもテクニカル分析が必須になるわけです。
売買ポイントがわかりやすい
ファンダメンタルズと違うのは、どのタイミングで買うのか売るのか?ということが明確にわかるという点です。
値動きを見ながら、買いのポイント売りのポイントが目に見えてわかるため、利食いも損切りも的確にできます。
ファンダメンタルズだけに頼ると捉え方によって売りと買いが違って来たりしますが、テクニカルは明確にチャートに表示されるので迷うことはありません。
ダマシには注意
しかし、テクニカル分析には様々な方法があり、時間軸によっても見え方は変わってきます。
5分足では買いのタイミングでも、1時間足では売りのタイミングだったり、元にするテクニカルの種類でも変わってきたりします。
自分に適したテクニカル分析を使っていけばいいですが、本当に売買のタイミングなのか計るにはいくつかのテクニカル分析を組み合わせ使ったり、その中でファンダメンタルズも加味したりして、信憑性を上げていくことも必要です。
そのためのテクニカルの具体的な分析方法は、今後書いていきたいと思います。色々な種類がありますが、使いやすいものを2、3個も使っていけば十分です。
レッスン5 まとめ
ファンダメンタルズ分析でもテクニカル分析でも、冷静に捉えて相場に乗っていくのが大切です。動きを後追いすると相場に翻弄されてしまいます。
冷静に分析して、エントリータイミングが来るまでのんびり待ちましょう(=^・・^=)では!