ども、ねこのんです。
先日こんな記事を書いてみましたが、スプラトゥーンというゲームは、本当に画期的でめちゃくちゃ面白いゲームです。素直に楽しめれば2で十分に完成していたと言えると思いますが、満を持して発売された3は2の不満点を見事に解消しながらその地位を確固たるものにしようとしています。
この記事を書いているのは3が発売されてまだ2ヶ月も経っていない段階です。一度大きめのアップデートは入りましたが、まだまだブキやステージは初期段階。Xマッチもまだの状況です。
シューティングゲーム初心者がウデマエを上げるには
3も始まったばかりでバグなどもまだまだありはしますが、その面白さは2を凌いでいます。今作は新参者にも優しい仕様でゲームを十分に楽しめます。
ねこのんもスプラトゥーン2の後半からドハマりしたタイプなので、最初はかなり苦労しました。というか2はS+帯で足踏みして3が発売されたのでXには到達していません。
そもそもそんなにゲームをやってきた人間でもないです。小学生の頃はファミコン、スーファミ、64あたりは一応家にありましたが、アクション系ゲームは苦手です。スマブラとか友達とやるのは好きでしたが、基本勝ち残ったことはないしコンピューター相手にも手こずります。シューティングゲームとなればほとんどやったことがなく、ファミコンのツインビーやって難しいなーって続かないタイプでした。
どちらかというとポケモンやドラクエなどのロールプレイングのほうがよくやっていました。
そんな中30も過ぎて出会ったスプラトゥーン。そもそも10年以上まともにゲームもしてませんでしたが、結婚などもあり奥さんの影響でゲームする機会が増えました。スプラトゥーンも最初は奥さんがやっていたのを一緒にやり始めたのがきっかけです。
3もS+25まで現在上がっています。1月半ほどにしてはまぁまぁではないでしょうか。スプラ3はやっていればウデマエは上がる仕様とも言えますが、キャリーされてS+まで上がってきた人らも少なからずおり、そこからかなり苦労している人が多いのも事実。そんな初心者から中級者に向けたウデマエアップの方法を書いていきたいと思います。
王道はいろんな方がネットや動画で紹介しているので参考にしていただきつつ自分なりの方法を書いていきます。
【基本】ヒーローモードクリア キャラコン練習
まず最低限の操作やブキの感覚などを養うために早めにやってほしいのは1人用モードのヒーローモード。これは王道っちゃ王道ですが、様々なブキやサブ、スペシャルなどを使い、様々なステージをクリアする仕様でこれを一通りやりきるだけでキャラコンなども身に付きます。
ナワバリやバンカラマッチを楽しむためにも確実にやっておいたほうがいいです。実際裏ステージは上手い人たちでも苦戦するレベル。数時間は覚悟が必要なのでここは追々クリアでもいいです。
ジャイロは基本オン
他のFPSゲームでもあまりないのがジャイロ機能。縦横にコントローラーを動かすことでキャラクターの視点が動きます。スプラトゥーンにおいて素早く正確にエイムを合わせるにはオンにしておいたほうがいいです。
ねこのんも2のとき画面酔いしてしまうので数百時間ジャイロなしでスティックだけでやっていました。しかし限界を感じ心機一転ジャイロをいれて練習し直しました。おかげでチャージャーもかなり使えるようになりました。始めは感度−5とかでもいいのでジャイロ入れてヒーローモード頑張ってみてください。ちなみにねこのんは-3、スティックは+1に落ち着きました。
ヒーローモードをクリアすれば最低限の動きは身に付いているはずです。細かなキャラコンの解説などは色んな人が動画などで出しているので調べて練習してみてください。
初心者の方にとにかく意識してほしいのは難しいキャラコンではなく、ヒト状態とイカ状態の切替。
スプラトゥーンはとにかくスピード感が早いです。ゆったりヒト状態で撃っているとあっという間に詰められてやられます。基本的にはイカ状態で視界に入らないように移動します。敵と対面したときは特にヒト状態で撃ち続けずイカを挟む。これだけで敵の視界から見えなくなるのです。
初心者に多いのはヒト状態のまま射程の長い敵に突っ込んでやられていくことです。試し打ちでヒト撃ち→イカ移動→ヒト撃ち→イカ移動を素早く行い正確にバルーンを壊す練習をしましょう。
キャラコンの意味では様々な技術はありますが、とにかくずっと姿を晒すような動きをやめるだけでB帯くらいは楽に抜けられるかと思います。
頭を使う戦い
30代の自分が10代のプレーヤーに反射神経で勝てることはないです。若ければ感覚に任せて勝ち切ることもできたりしますが、年をとるほどそれは難しい。
勝つためには
最低限のキャラコン
最低限のエイム
これを身に付けたら頭を使う方にシフトしましょう。結局キャラコンやエイムはやっていくと身に付いていきます。上手く動かしきれなくても思考は止めないのが大切です。
まずは知識面を増やすこと。
ブキについて
スプラトゥーンは様々なブキがありさらにサブウェポン、スペシャルウェポンが付属します。使うブキは好みで正直いいです。初心者を脱する(3のS+に上がる)くらいはどのブキでもいけます。
1つのブキを使い込むのは確かにウデマエを上げる一般的な方法であり気に入ったブキができたならそれでいいですが、まずは色んなブキを使ってその特性を感じてみましょう。スプラトゥーンにおいて敵や味方のブキ編成を理解することはウデマエを上げる一歩です。自分で使ってみるのが一番。
そして徐々に自分にとってのメインブキ、2番手3番手くらいを作っていきましょう。可能なら短射程と長射程どちらもある程度使えるブキがあるといいです。これも短射程と長射程では立ち位置がかなり変わります。当然味方や敵の見え方も変わってきます。両方しっかり経験していくことで戦局を変える立ち回りに活かしていけます。
ねこのんも2から始めて最終的にはリッターとスパッタリーが持ちブキになりました。かなりこれは極端ですが、ルールやステージに合わせて変えることで勝率がかなり上がってきました。
どのブキにもどうにもできない局面が出てくることもあり、持ちブキ一つではドツボにハマって一気にポイントを消費してしまうなんてことも出てきます。
ルールに合わせて勝率を維持
スプラ3が2から大きく変わったところは、ウデマエがシーズン毎以外では落ちないということとルールごとのウデマエではなくなったということ。2では負け越すと容赦なくウデマエが落ちていきつらい思いをしたプレーヤーも多いはず。それに比べると3のバンカラマッチの仕様はかなり優しいです。チャレンジをする場合は3勝以上することを目標にしていけばポイントも減らず徐々にプラスを積んでいける可能性もあります。
そのためルール毎に得意ブキを作るのも手です。例えばねこのんは、ヤグラはスパッタリーよりリッターの方が圧倒的に強いのでリッターを使います。逆にアサリはスパッタリーのほうが機動力があるので戦いやすいです。
ガチルール毎に向き不向きのブキはあります。1つのブキにこだわり過ぎずある程度使えるブキを増やしていくのも、野良中心のバンカラマッチでは有効です。圧倒的に上位勢を目指すのではないならある程度使えるかのブキを増やしてみましょう。ただし、同系統のブキよりは別種のブキにしておきましょう。
ギアについて
これも基本ではありますが、ギアの仕様は必ず覚えて持ちブキに何が適しているのか学んでおきましょう。基本的にはテキスト通りでいいと思いますが、自分の立ち回りで足りなくなる能力を補助するギアなど付けていってもいいです。
プレー中マップを開くと味方や敵のメインギアを見ることができます。これに合わせて敵の「イカニンローラーには注意」とか「味方が皆対物付いてるから初動は一気にホコ割りしよう」とか動きが変わるきっかけにもなります。
とりあえずは自分のブキと動きに合わせて無駄のないギアにしておけばOKです。この辺は多くの方が解説しているので勉強しましょう。
立ち回りが最重要
スプラが上手くなりたくて調べていくと立ち回りと言う言葉がよく出てきます。似た言葉にルール関与という言葉もよく出てきます。
ガチルールを勝つには取るべき行動が試合毎にも変わっていきます。ルールの種類、ステージ、敵と味方の編成、プレーヤースキル、全く同じ試合はありません。
どんなに上手い人も敵4人に囲まれれば普通倒されます。逆に言えば上手いと思う敵がいるなら一人では立ち向かわないようにするし、味方に上手い人がいるならその人に合わせて塗りを出したりフォローに回ってより動きやすくしてあげる。
スプラで勝つには常に人数有利を作ることが大切です。そのため無駄なデスは減らし、取れるキルを味方と一緒に取りに行く。様々なルールがありますが、敵が減っているときは大きくカウントも進まれにくく、一気にカウントを進めるチャンスでもあります。
まずは味方と敵の力量を早めに見極めて自分が取れる最良の立ち回りを目指しましょう。
ルール関与という言葉に惑わされない
ルール関与とはカウントを進めるために必要な行動です。敵を全員倒したのに誰もヤグラに乗らず全くカウントを進めず敵が復帰してきてしまった。なんてこともよくありますが、だからといって「ルール関与が大事!」と人数有利ができる前にひたすらヤグラに乗ってデスするのは間違いです。自分がデスすると敵の人数有利になりカウントを大きく進められる恐れがあることを認識しておきましょう。
ルール関与をするのはあくまで、キルが入ってからです。例外を言うなら、あと一歩で逆転ができるときにデスして無理やり逆転を狙うときか、敵側がルール関与を怠りオブジェクトを放置しているときです。
全てはキルが入ってから。
これを念頭に動きを決めていきましょう。
勝ち筋を作る
ここからはもう少し具体的に勝つための動きを考えていきましょう。
ある程度プレーが上手くなってくるとリザルトを見て「なんで自分がこんなにキル取ってるのに負けるんだよ!おい、こいつ1キルじゃねぇか!」みたいな味方批判にシフトしがち。しかし、味方が苦戦していた理由どこかにあるはず。
例えばエリア。自分がハイドラのような後衛ブキを持っていたとしましょう。3は縦長のステージが多く長射程が活きやすいというアドバンテージがあります。そのためエリアを塗りに来た敵を高台などから倒しやすいためキルが多くなります。キルが入ればもちろんカウントを進めるチャンス。しかしせっかくエリアを確保したのにすぐに味方がやられて言ってあっという間にエリアを取り返される。そしてスペシャルの応酬をくらい打開しきれず負ける。
みたいなシチュエーション。結構ありますが、なぜこのようなことが起きるのかは明確で、エリアが取れたときにエリアより前で戦っていないから。長射程にとって高台などは強ポジションですが、エリアを取っているのに一人エリアより後ろの同じ場所に居座っていては、味方は前線で3対4の不利な戦いを強いられ全員落とされてしまえば当然後ろの自分も狙われ、そこで一人二人落とせたとしてもエリアは取り返されるのは必至です。
何となく防衛でキルは取っているけど、勝つためのキルではないということ。逆に味方は勝つためのキルを取るために前線で戦いに行っているのに後ろのフォローがないからやられるだけ。
当たり前ですが、倒した敵が復帰してきたときにオブジェクトに近づけさせず追加でキルを取れれば、大きくカウントをリードできます。
簡単に言えばこれが勝ち筋を作るために必要なことです。キルを取っているのに負ける原因はカウントを大きく取るための動きができていないからです。
まずは画面上を見る
スプラトゥーンの画面には様々な情報が出ています。マップも開くとさらに情報が増えます。初心者を脱するためにこれらの情報をどれだけ使えるかが大切になります。
上に書いたことだけでもいっぱいになりそうなので、絶対意識して見てほしいことは2つ。
味方と敵の生存状況
カウント状況
試合中にどれだけ画面上のイカマークが見れるかがまず勝ち筋を作るために重要です。対面中は難しくても、デスした後、移動中、潜伏中、などできる限りイカマークを見ます。これはとにかく癖付けです。
サッカーなんかでも首を振って周りを見る練習をしたりします。ねこのんもサッカーやっていましたが、味方や敵の位置など状況把握に長けた人は必ず周りをよく見ています。
スプラトゥーンにおいても同様で、視点を動かして周りを見るのも大切ですが、わかりやすいことに画面上を見るだけで誰がフィールドに誰が居て誰が居ないのか一目でわかります。
イカマークはスペシャル状況などもわかるのでできたらここまで見れるといいですが、まずは黒くなっている=デスしている敵と味方の差を頻繁に見れるようにしましょう。
そしてシンプルに敵より味方が二人以上多いときは前に詰める!ややこしく考えると難しいので人数差がついたらまず前に行く。このムーブをまずひたすら素早くできるように繰り返します。前に出て勝てるかどうかは自分のスキルと相手のスキル次第ですが、これが一発でも通せれば勝利がかなり近づきます。前に出るときは「カモン」を押しながら味方にも有利状況であることを知らせ、皆で前線を上げましょう。
もう1つ一緒に見れるようになりたいのはカウント状況。これは勝利を確実にものにするために意識を高めましょう。ガチルールは1カウントでもリードすれば勝ちです。強引にでもカウントを取りに行くシーンは必ずあります。
エリアならあと1秒塗りきれば、ヤグラなら沼ジャンしても1カウント進めば、ホコなら持って突撃できれば、アサリなら死んでもあと1個入れれば…みたいなシーンが出てきます。その時ルールに関与できず悠長に塗っていたり全く違う敵を追い回したりしているとカウントが進められず(止められず)負けます。
これらは画面上さえ見られれば判断ができます。エイムやキャラコン、細かな知識はあるにこしたことないですが、それらを生かすも殺すも勝ち筋を作る判断が取れるかどうかです。
初心者がウデマエを上げるには
“勝ち筋を作る”
から逆算して必要なことを考えて頭を使ってプレーすることです。人によってその方法は様々になると思いますが、一つわかりやすいのが上で書いた、人数有利を観たら一気に前に詰める。
リッターを使っていてもこれは意識します。味方が頼りないと感じれば、自分が長射程だろうとリスキルが取れる位置まで詰めることもあります。
少なくてもバンカラマッチのチャレンジは一応レベルの近いメンバーとマッチングします。稀に明らかに上手い人もいたりしますがその時はしかたないです。自分が頑張れば勝てる試合でしっかり勝ち筋を通す努力をしてみましょう。
あとは
楽しむ!
では!