サッカー東京五輪予選敗退!最近のサッカー界を見ていて思うこと。

ども、ねこのんです。

久々にサッカーネタを書こうと思います。

2020年はスポーツ全般において東京オリンピックがあるので取り上げられる競技や内容も多く、期待されるものもたくさんあります。

これを気に華開いてほしいと思う競技もたくさんありますね。

そんな中ねこのんはずっとサッカーをやって来たし、最近はやってはないけどFC東京の試合を見に行ったり、テレビでも昔よりよく見ている気がします。

あと、サッカー漫画もたくさん読んでますね。アオアシ、ビーブルース、フットボールネーション、デイズ…などなど。

アオアシが圧倒的に面白いとは思っています。

アオアシ 1 (ビッグコミックス)

そんな色々なサッカー情報をしいれていますが、日本サッカー界の先行きが不安になるようなできごとがありました。

五輪予選敗退

東京オリンピックは東京なので開催国として参加することはできます。しかし、もちろん予選を突破してしっかりと参加資格を勝ち取って参加したいものですよね。

というか今までオリンピックって当然のように出ていたから当たり前の感覚があったけれど、今回の結果は本来なら出られないわけです。

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いつも課題は同じ?

史上最強世代とも言われていた東京五輪世代。たしかに今回出場したU23メンバーはほぼ国内組と言えどそれなりに粒揃いな感じはありました。

でも

粒が粒で動いてても弱いのです。

サウジアラビア戦はミスから決勝点を与えて2ー1で敗戦。

シリア戦も攻めきれないまま相手の一発に簡単にやられて2ー1で敗戦。

シリア戦一人息巻いてチャンスを作り守り、同点ゴールを決めた相馬選手のコメントが印象的でした。

「戦えていなかった」

この試合で唯一攻守ともに奮闘し実際結果を出した相馬選手の本当に悔しそうなコメント。そして最後に「すみません」と謝らせてしまうそんな試合でした。

全員が相馬選手のような思いならこういう結果にはならなかったと思います。勝つために自分が何ができるのかきちんと考えて動ける選手が思いの外少ない。海外組が居ないとはいえどんなサッカーをやりたいのか全くわからなかったです。

監督もどうしたいのか明確なビジョンが見えない。A代表と兼任しているため、色々な選手をとりあえず使ってみて良ければA代表に連れていこうかみたいな実験の場になっている感じさえします。

チームワークが出来上がらなければA代表も危険です。ここから次のワールドカップの主力が出てくるはずなのだから。

日本人はどう足掻いても欧米のような一人で試合を引っくり返せるほどの選手は出てきません。高校やユースレベルで圧倒的な実力を持っていてもそれ以上のレベルでは戦えないことが多いです。

近年は久保くんのように早い段階で世界に出て成長している選手もいますが、欧米の代表チームは全員がそのくらいの環境で育ってきている選手がいるわけです。

だからこそ世界で勝つには、一人一人が本当に強い意思をもって戦い抜かないと勝てないのです。ペース配分ばかり考えても負けては意味がありません。

日本は強くない。これは今も昔も同じ。だからこそ明確な戦い方を共有して、サボらずに全員が戦い続ける必要があります。

インタビューで語った自分を見直せ

正直今回の五輪予選に関しては選手の問題以前に、監督さらには協会の考え方や取り組みに問題があるとしか言えないですが、あえて選手に目を向けたいと思います。

実際に戦うのは選手自身なのです。

大会など様々な場面で選手はインタビューなどを受けています。密着取材などもサッカー番組ではよくみます。

そこではかっこいいことを語っていますよね。それが嘘だとは言いません。「こうやってやろう」という気持ちは本物だとは思いますが、その思いを試合前も試合中も終了のホイッスルがなるその時まで持てているのだろうか?と言うことです。

試合中に有言実行ができてないないと自分が気がつけているのか。よりリアルなメンタルトレーニングをしながら気持ちを鼓舞していく必要があると感じます。

高校サッカーが輝いて見える

ちょうど同時期にやっていた高校サッカー選手権。

女子もレベル高いなーと思いながら見てましたが、五輪予選敗退した翌日にやっていた男子の決勝もすごかった。

青森山田vs静岡学園という強豪が激突しましたが、準々決勝の両チームの試合も観ていたのですが、静岡学園は頭ひとつ抜けている印象でした。

しかし、決勝は青森山田が2点リードする展開。諦めずに前半終了間際に1点返し、後半へしっかりと繋げた静岡学園。後半焦らずに確実に試合を進めて見事に2点追加し逆転優勝したのは感動的な結果でした。もちろん青森山田の選手たちも死力を尽くしています。

高校サッカーはこういった感動が度々起こります。それはピッチに立っている選手もベンチの選手もそれ以外の多くのベンチ外の選手もいて多くのスタッフや支えてくれる人がいて…みんなの力が1つになって大きな舞台を目指して一丸となっているから起こるわけです。実際に入場者数は5万人を越えるプロの試合以上の客入りです。

全国の決勝に来たからって皆がプロになれるわけでもなく、多くの選手が引退してサッカーから離れる場合も多いです。全国に出てくるようなチームの選手は本当に3年間サッカー漬けの毎日です。

やはり一試合にかけている想いが違います。オリンピックだってサッカーで2回出られる人はほぼいません。オーバーエイジで出るくらいしかありません。

それだけのものだと各選手がどれだけ思えているのか、スタッフがどれだけ感じているのか、今の日本代表にはないように思います。

日本のサッカーは弱い

今も昔も日本のサッカーがアジア相手に圧倒してることってあまりみたことがありません。

何となくオリンピックも出て、ワールドカップも連続で出てアジアでは強豪のような雰囲気がありますが、実際はいつも瀬戸際です。

海外勢も増えて個のレベルは少し上がってきているように見えますが、チームとしての強さはまるでありません。安定もしないです。

だから海外サッカーとかクラブワールドカップとか見てる方が楽しいんですよね。

次の対戦相手のカタールも国をあげてサッカーに取り組んでいるだけにかなりレベルが上がってきています。

日本も学ぶべき姿がアジアの国々を見ても感じるものがありますね。

日本は弱い。自覚すべきです。