英国のEU離脱問題で考えるFX取引のあり方。投資か投機かギャンブルか…

ども、ねこのんです!

さて、現在(2019年3月)の外国為替の値動きは、イギリスのEU離脱を巡って英ポンド中心に乱高下しているような状況。

離脱までの期間が延長されそうだとポンドが買われ、離脱に近づく決定が出ると売られ…そんな感じで値動きが激しくなっています。

投機の対象になっているのは間違えない英ポンド。

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FXで稼ぐなら絶好の機会?

さて、FX初心者のねこのん(何年目の初心者だと言いたいところですが)は、この流れにどう乗っていくかニュースとチャートと睨めっこしたりしていましたが、好調に言ってると思いきや大きな値動きでマイナスをくらったり、やはり難しい時期です。

こういうタイミングでうまく波に乗れるのがプロとも言えるのでしょうが、プロだって外す時は外すわけです。せっかくなので外国為替取引の本質を見つめ直してみようと思います。

投資と投機とギャンブル

FXと言うと基本的には「投資」というものになるのですが、人によっては「投機」と呼ぶ人もいます。

株だと投資の概念に近くてわかりやすい。経済の成長に繋がりそうな会社の株を買うことでその会社を応援し、その会社が世の中に役立つ物を開発し株価が上がった。という会社も大きくなり、世の中も住みよくなり、投資した人は豊かになる…とってもわかりやすく、これぞ投資と言えます。

しかし、FXは通貨の価値が上がるか下がるかを見極めて買ったり売ったりするもの。日本円を買ったからと言って日本円が単純に成長につながるかと言えばそうでもないですしね。。

特にイギリスがEUを離脱するぞ…!みたいなことがささやかれるタイミングではこの投機活動が活発になるわけです。ちょっとしたことで値動きが大きくなるのでそのタイミングで売買することで儲けられる可能性が出るためです。もちろんハイリスクも背負うことを忘れずに。

しかし、投機も必要なことでもあります。経済活動に厚みを加え、市場を適正な動きに持っていく働きもあります。

しかし、FXを「ギャンブル」にするかどうかが大きな分かれ目であると思います。きちんとしたルールの中で、エントリー、利確、損切り…と言った行動が取れているのであれば投資あるいは投機と言えます。それを感で行うようであればそれはただのギャンブルです。もしそうならばパチンコ打っていた方が安全です。

FXを自分の力にするには、負けない力を付ける

FXが投機あるいはギャンブルと言って、株は投資です。と言うかどうかは結局はその人のスタイル次第とも言えます。株だって企業の成長を考えるというより、ただ値上がりを狙っているら投機と一緒です。

ただし、ギャンブルと違ってFXでも株でも、勉強していけば確実に成長し利益をもたらす可能性が高いものです。宝くじのよく当たる売り場を調べてくじを買い漁るよりよっぽど現実的なのです。

FXの難しいところは、織り込み済みなんて言葉があるように、市場に影響がでそうな事柄についてすでに影響が出ているので、実際その事柄が起きた時にはほとんど値動きがないなんてこともよくあります。逆にリーマンショックの様な予想外なことが起きて市場が大混乱を起こす時もあります。

プロが先読みして動かしている市場を個人が後追いしても変わらないし、プロでもわからない予想外のことはルールの上で対応できるようにするしかありません。

とにかくFXでは負けない力が大切です。いろいろなFXの情報や本を見ても、しっかりしているものは勝つことだけを謳ったりしていません。損切りをしっかりと考えて実行できるように説いています。負けないというのは、一度のマイナスも出さないことではなく、トータルでマイナスにならないようにしていくことです。これが実践できていくと、だんだん利益が増えて勝ちトレードも増えてきます。

EUの離脱というタイミングでも、情報を見て、チャートをしっかり見て、タイミングに合わせて取引していけば、大きな損もなく利益を積むタイミングもしっかり出てきます。焦らずにここぞというタイミングで取引してきましょう。迷うときには取引しないことも大切です。

こういう時は乗っからないのも優秀なトレーダーとも言えるかもしれませんね。