主人公の弱い!?だから面白い!「ワールドトリガー」を一気に見るぞ!評価レビュー

ども、ねこのんです!

最近Amazonプライムで配信されている「ワールドトリガー」を一気に見ているのですが、やっぱり面白い。漫画の連載も再開されて何だかんだ新刊が楽しみな漫画です(=^・・^=)

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ワールドトリガー

ワールドトリガーは葦原大介さんの作品です。ジャンプで連載されており、体調不良で休まれており、2019年にジャンプスクエアでついに再開されました。コミック派なので雑誌は読んでないですが、アニメから続きを読んでます。

ワールドトリガー 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)

ちなみに葦原大介さんは「ドラえもん」が好きらしい。これは再開してからも頑張ってもらいたい。

アニメ ワールドトリガー 面白さ

異世界からから侵略してくる「近界民(ネイバー)」に対抗し、防衛機関の「ボーダー」がネイバーと戦っていくお話。

舞台の中心は日本の「三門市」、主人公は4人います。

最初はボーダーの訓練生である「三雲修」。

父親の死をきっかけに三門市に来たネイバーである「空閑遊真」。

修の幼馴染である「雨取千佳」

ボーダーS級隊員である「迅悠一」

の4人。この4人を中心にたくさんのボーダー隊員やネイバーなどが絡んでストーリーが進んでいきます。作者の葦原先生も4人が主人公とおっしゃっています。

細かい設定が面白さの秘訣

ワールドトリガーの世界では、「トリオン体」というエネルギーを「トリガー」と言う武器を使うことで利用し、戦っていく話になっています。

この「トリガー」の設定も色々あります。そして、個々にある「サイドエフェクト」という能力がストーリーに厚みを付けています。

登場人物の設定もひとりひとり個性がしっかりあります。主人公の4人だけでなく、周りを取り巻く隊員だけでも数多くおり、それぞれの個性があることで話の面白さを引きたてていますね。

隊員それぞれのランクがあったり、チームでの戦いが中心のため、戦い方も「アタッカー」、「ガンナー」、「シューター」、「スナイパー」などポジションがあったり、万能な「オールラウンダー」が居たりと、個人が強いから勝てるわけではなく、チームでの作戦などで勝利を掴むところなども魅力の一つです。

ストーリーの軸がいくつもある

これも設定の一つと言えますが、ワールドトリガーの話の中では、

・ネイバーと戦う場面

・「ランク戦」と呼ばれるボーダーでの順位争い

この二つを中心に話の軸が回っていきます。

どちらも見ごたえがある展開が多く、さらにそこから細かくネイバーの話なども分かれてくるのでよく作りこまれてると感じます。

何より主人公・三雲修の弱さ

主人公が4人いると言っても、一番の中心は修と遊真です。

特に、日本を舞台にしているだけにネイバーである遊真より日本人で三門市に住んでいる修の方が中心な感じがあります。

しかし、この修が弱い。

もう単行本20巻近いわけですが、個人能力はまだ弱いです(笑)

その弱さを何とかするために色々と頭を使い、頑張っていくところが見どころでもあります。すごく頭が良いとかでもないからそれがまた応援したくなるような主人公なわけです。

遊真はかなり強いレベルで漫画らしくスカッとさせてくれる場面もたくさんありますが、だからと言って全員を圧倒するわけでもなく、上位隊員たちと勝ったり負けたりしています。

ワールドトリガーの魅力

多くの設定が絡み合って、丁寧にそれが描かれていること。

数多い登場人物の個性が際立っていること。

ある意味、修はのび太的な立ち位置で、遊真はドラえもんに近いんだろうか…

とまぁ勝手に思ったりするわけですが、ドラえもんでもそうですが圧倒的に便利な道具があるからと言ってなんでも上手くいくわけじゃない教訓みたいなものがあります。

ワールドトリガーはとても丁寧に、きちんと物語を見せてくれている部分が素晴らしいです。チート的な要素がありそうなものを、それでは終わらせずきちんと教えを説いている。

そんな丁寧さが魅力の漫画だと思います。

ワールドトリガー第1話 異世界からの来訪者